「レッスルキングダムⅢin東京ドーム」を展望する場合
2008年 12月 16日
いやはや、漫画『キン肉マン』のアデランスの中野さんが
「女房を質に入れてでも見なあかんな!」
といわざるを得ないカードとなっております(笑)。
なんと言っても、最後の最後に決定した
NOAH勢の参戦!
これはびっくりしました。
以前の交流(対抗?)戦(2001年~2005年)以降、新日本プロレスとプロレスリングNOAHは交流断絶状態になったと聞いてましたから、まさに晴天の霹靂でした。
しかも、三沢と秋山と杉浦!
さすがに三沢は杉浦とタッグですが、秋山はシングル!
三沢・杉浦を迎え撃つのは中邑・後藤。
・・・中邑、後藤。
う~む、まあ現在の新日本で用意できる選手としては、ここしかないんですけど、あの三沢に対抗するには、どーにも小粒な気は否めません。
以前も書きましたが、NOAHで中邑・後藤と当てたい選手といったら、丸藤・KENTA辺りな気がしてなりません、ってJr.ヘビーですけど・・・。
秋山準に対するのは専修大学の先輩、中西学。
これは楽しみですね。
実は2003年G1クライマックスで一度対戦しており、そのときは秋山が丸め込みで勝っているんですね。忘れてましたけど。もしかしてこの試合って、TVではダイジェストでやったかどうかみたいなことになってたんじゃないでしょうか(苦笑)。
ちなみに、この試合で秋山が中西に負けた場合、秋山が持っているGHCヘビーの挑戦権を中西に渡すこともありうるかもしれないとのこと(三沢もそれとなく可能性を示唆)。・・・それって、中西の勝ちはないんじゃないかという予感が(苦笑)。
永田裕志と田中将斗のシングル。
まーこの二人のシングルは、つまり、間違いないでしょう。
8人タッグでは長州・蝶野・カートアングル・ケビンナッシュという信じられないタッグが実現(笑)。なんだこりゃ。迎え撃つはGBHの面々。勝ち負けの分かりやすいマッチメイクですね。
獣神サンダーライガー20周年記念試合(そんなにやってるんですね)では、タッグパートナーになんと佐野巧真を迎えます。
IWGPJr.シングルは王者ロウキーにタイガーマスクが挑みます。
IWGPJr.タッグはノーリミット(私はなんだかよく分かりません)に、TNAのアレックス・シェリーとクリス・セイビンが挑みます。正直TNAもさっぱり分かりませんが、検索してみたところ、このコンビ「モーターシティ・マシンガンズ」は既に全米ナンバー1タッグの呼び声も高いとのことですが、どうなんでしょう。
正直なところ、Jr.の選手はワールドプロレスリングで見られないのでさっぱり分かりません。一選手の特集を組むくらいだったら、Jr.の選手の試合のひとつでも流していただきたいのですが。
IWGPヘビー級タッグは真壁・矢野、テンコジ、チーム3Dの3ウェイという変則的な選手権試合に。詰め込みすぎ(笑)。
IWGPシングルはムトちゃん武藤敬司にターナー・ザ・インサート棚橋弘至が挑みます。
こうして見ると、武藤敬司は近年、完全にレギュラー化してますから若干新鮮味がないですね(笑)。
なんにせよ、これって現マット界のほぼオールスター出揃った感じですよねぇ。
そうなんですよ、なんといっても新日本の興行で三沢(NOAH社長)と武藤(全日本社長)が出てるわけですから、そういう気がしないわけがないんですよ。
今後の新日本とNOAHの交流がどうなるかはさておき、ともかく、これは見ておきたいものですね。