実写版『ROOKIES』を見る場合
2008年 04月 22日
以前の記事にて分かっている情報内でいろいろ書いたんですが、実際見ました感想としましては「う~む、微妙…」といった感じでしょうか。
漫画の実写版というのは、何もかも原作通りにはいかないわけで。原作に思い入れがあるとどこかしか違和感を感じてしまうんですよね。まー実写版に限らず、アニメ化されて声がイメージと違っていた・・・というのも同じ事例でしょう。
やっぱり、まず最初に突っ込むところは、安仁屋!
微妙!(苦笑)
きっと、「う~む、微妙…」の50%くらいがそこに集約されてます(笑)。安仁屋は『ROOKIES』の中で最も好きなキャラなので…。
いや、市原隼人ファンの方ごめんなさいですが、安仁屋はそんなさっぱりしてないイメージなんだけどな~。ニコガク野球部の中で最も目力がないといけない人間が、いまいちぱっとしてないのはどういうことか(笑)。
勿論この話の核は川藤先生なんですけど、安仁屋がその次に核になっていると思うので、この違和感はかなりの痛手です。
それは、似た事例を挙げるとするとドラマ「のだめカンタービレ」にて千秋先輩の目力が強すぎると感じるのと同じくらいの痛手です(笑)。
次に、藤田先生カット?
あまのっちの掛布は割によかっただけに、これは痛いです。
ROOKIESのボケは先生方に集約されていた気がするので、残念ですねこれ。
※追記:藤田先生いました・・・けど、あれは・・・藤田先生なんですか?(苦笑)
その割、御子柴の姉という意味不明な役に綾瀬はるか(友情出演)て…。主演張れる女優がチョイってどういうことやねん。なんなら、藤田先生で出ろ(笑)。
御子柴演じる小出恵介が、ちょっと老けすぎ。
情けなさが売りの御子ちゃんが、むしろ頼れそうなのはまずいと思いますが(苦笑)。
ニコガク野球部では、湯船が微妙。「にゃ~」てしゃべってるし…ひきました。
最も微妙なのは平っち。
今岡もちょっと情けなさ過ぎ。(笑)
塔子ちゃんも、もう一息だな~。
というわけでダメばっかり出てしまいますが、まず評価したいのは、
佐藤隆太が気持ち悪いくらい川藤でした(笑)。ここは最も外せない部分ですが、はまったと思います。「教育って痛いんだなぁ」の笑い方とかがまんまです。相当研究しているように見えました。
真弓先生の吹石一恵も、単純にイメージとキャラがはまり過ぎで言うことないです。まず眉毛が太い(笑)。
しかし、ネット上オーディションで購買部のマドンナというどーでもいい役を勝ち取った高山都というアイドルですが、気の毒なくらいチョイでしたね(苦笑)。ていうか、私がこっそり投票した女優が通ってなかったのが若干ショックですが。(爆)
まーこんなもんでしょう。実写版の『ろくでなしBLUES』よりは俄然いいとは思いますが(笑)。
あらすじを知ってるので若干ストーリーを楽しめてないのです。こうして揚げ足を取っていくしかないというのはなかなかしんどい部分があるな~と思ってしまいました。原作を知ってるヒトにとっては、やっぱり実写版って少々つらい部分ありますね。
で、視聴率なんですが、初回は『ごくせん』に惨敗の模様です…えー。若干予想はしてましたが、まさかこれほどとは…。あれだけ番宣してたのに…。是非、物語最後までやってほしいんですけどねぇ…。
といいつつ、実写版の『デトロイト・メタル・シティ』はちょっと期待してますが(笑)。