ロック音楽とギターよもやまを語る山


by rollin_fujiyama

「君も松本孝弘になれる」場合(2)

 松本孝弘「#1090~Thousand Dreams~」のコピーに挑戦した動画を公開します。

 (1)ではメインギターの紹介で終わってしまいましたので、今回は音作りに触れてみます。

 真ん中の一番大写しのヒト、リードギター。基本的に歪みとクリーンの二種類です。
・歪みの部分
 前回触れたように、この当時の松本氏のギターの音色は非常に独特です。中域が極端に出っ張ったいわゆる「ワウ半踏み」サウンドというやつなんですが、思い切って実際にワウをかまして半踏みで固定しました。使ったのは定番中の定番でCRYBABY GCB-95。うまく中域が出っ張るところで止めます。ノイズや音ヤセがありますが、リードなのでそれほど気にしません。
 歪みは、単体の歪みが中域にクセがあるということでBootleg HIZUMI1.0を使いました。このペダルは低域が弱いのでコード弾き等ちょっと向いてないんですが、リードなのでOKということで。
 ピックアップはリアのハムバッカーを使って厚みを出してます。

・クリーンの部分
 テーマ部に続くカッティングのクリーンですが、ハーフトーンにコンプみたいなベタな手法で攻めました。YAMAHA Magicstompでコンプ・フェイザー・ディレイを適宜かけました。フェイザーを薄くかけてシャリッとさせ、かなり短めのディレイで厚みを出す感じ。
 で、この部分だけリアとセンターのハーフトーンにピックアップを切り替えてますが、おかげで一気にエフェクト臭い音色に変わってます。

 この二種類をA/B BOXで切り替えました。SOBBAT A/B BREAKERを使いました。
 で、最終的にPOD2.0につながります。アンプモデルは確かマーシャルのプレキシだったと思います。


 右下のヒト。バッキングとアーミングとおふざけ(苦笑)担当です。
 ギターはリードと一緒ですが、エフェクターはワウ半踏みのみ。で、POD2.0のソルダーノモデリングでがっつり歪ませてます。
 アーミングについては「アームダウンの状態でハーモニクス音を出して、アームを元に戻す」という流れなんですが、ワウ半踏みの状態だと帯域的にハーモニクスが出ない部分があるので、アームを使うときはワウは切ります。ワウを踏み込んでOFFにすると半踏み状態が保てないので、A/B BOXを利用してワウをスルーする、という方法を取ってます。


 左上のヒト。バッキング担当で、ひたすらリフを弾いてます。
 ギブソンレス・ポールスタンダードから直でPOD2.0、レクチファイアーのモデリングで歪ませてます。ギターの出音の時点でかなり厚めなので、それほど歪ませなくても充分対応できました。レス・ポールスタンダードは、こういうハードロックのリフにはうってつけですね。


 で、MTRのYAMAHA AW16Gで録音したんですが、ミックスの時点でかなりイコライザーをいじりました。もしかしたら、ワウとか使わなくても、この段階で加工すればそれっぽくなったんじゃないかと思ったりしつつ(笑)。
 エフェクトはショートディレイで厚みを持たせてシテージリヴァーブをかけたくらいです。実際の松本氏の音に似せようと思うとコーラスなんかかけてもよかったんですが、どうも自分で気に入らないギターサウンドになってしまうのでやめました。アーミングの部分は思いっきりLCRのディレイをかけてます。
 ギター3本は見た目でL/C/Rに振り分けてみました。ヘッドホン等で聴いていただくと、誰が何やってるのかが分かりやすいかもしれません。

 一番苦労したのは、メインギターのRGX-521の音がまとまらなかったことですかね。
 こうして出来上がりを聴いてみると、音が痩せちゃってるのがバレバレでした。レス・ポールと比較してしまうからより顕著になってます・・・。いろいろかませたのもあるんですけど、元のギターの音からよくなかったのが大きいと思います。やっぱりギターの原音がよくなければ、何やってもいい音にはならないな~と痛感しました。

 あとは速弾き。ごまかしすぎ(苦笑)。
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by rollin_fujiyama | 2007-12-10 01:45 | 徒然山