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ロック音楽とギターよもやまを語る山


by rollin_fujiyama

「FUNKYウーロン茶」な場合

 SUPER BUTTER DOGを聴いております。

 ヴォーカル永積タカシ氏のソロであるハナレグミのほうが有名な気がするんですが、SUPER BUTTER DOGはいいですよ。
 といいつつこれまでアルバム『grooblue』しか聴いたことがなかったので、ちゃんと聴こうと思って『FUNKASY』というアルバムを聴いております。タイトルはその中の一曲です。イーアル FUNKY ウーロン茶。

 グルーヴィーなリズム体に、ファンクのツボを突いたカッティングに、気の抜けたようなヴォーカルがかなりいい具合です。声がいいですよね。声がいいかどうか?(但しそれは完全にリスナーの好みによるんですけど)は非常に重要なファクターだと思ってます。

 ファンキーなギターもいいんですが、何といっても永積タカシのヴォーカルの味がなんともいえずよいですね。でもって、歌詞が完全に音先行です。「エ!?スネ毛」とか、言葉にほとんど意味がないんですが、ノリでその言葉が一番合ったんだろうな~と。Syrup16g以上の音先行さ加減です。
 自分も曲においての言葉のはまり具合は、歌詞を作るときに最も重要視する点でありまして、思わず共感を覚えてしまいます。椎名林檎もそういうきらいがあるように感じますね(『無罪モラトリアム』収録の「丸の内サディスティック」なんかは特に)。

 でも、あんまり音先行にしてしまうと、途端に軽くなってしまうんですよね。「エ!?スネ毛」までいっちゃうと(笑)。その辺のせめぎあいを突き詰めるのも、また面白いんですけどね。
by rollin_fujiyama | 2007-10-09 01:17 | 徒然山