ギターでホーンをアレンジする場合
2007年 09月 28日
その昔、コピーバンドでブルースやR&Bをやりましょうなんて話になると、まー原曲にホーンセクションが入っている場合が多いのなんの。で、バンドメンツには鍵盤さんもいないので、ホーンもギターでなんとかしてくれと。
難しいんです。ギターなりになんとかするんですが、やっぱり、ホーンの迫力には敵わないのです。厚みもそうですし、雰囲気も出せないですし。
エレキギターって、こんなに心もとない音色だったのか、とすら思ったものです。ロックギタリストなんて強がってはいるが、あんたがその手に持っているのはただの一片の板切れなんだぜ、と、そんな具合で。(誰?)
話がずれるけど、もしかしたら僕はディストーション(あらゆる歪み成分をさす)がなければ生きていけないんじゃないかとか、たまにそう思う。
いや、なんでこんな話になったかというと、とあるホーンのメロディをコピーしたんですが。
エレキギターでも、ホーンと同じ本数を重ねれば何とかなるんじゃないだろうかと思ったんですよ。一本では簡単に折れるが、三本では簡単に折れないんじゃないかと。・・・いや、ヘタな鉄砲数うちゃ当たるのほうが近いかも。
何気に最初から全くうまくいく気がしませんでしたが(笑)、やってみたら全然駄目でした。(爆)
歪ませ方が難しいですね。重ねるなら歪ませないほうがいい気がします。あと、そもそも一音づつ弾くくらいなら、最初から複音で弾いたほうがいいんじゃないか?とか。
家にあるギターをとっかえひっかえもしてみましたが、いや~、レスポールが全てを台無しにします(苦笑)。「レスポールスタンダードならサックスにも負けんだろう」なんて思ってたんですが、太すぎんねんて。これ一本で完結な勢い。
桜梅桃李。ギターはギターらしく、いかしたアレンジをすべきという結論に至りました。
・・・この文章の、3段落目に戻ってください。無限ループ。