『桜通信』を読む場合
2007年 08月 24日
今回は若干女子にふさわしくない内容の記事と思われますが、ご容赦願います。(笑)
暑くてどうにも頭が煮詰まったので、フラッと漫画喫茶に立ち寄ったのです。
とりとめもなく読んでなかったぶんの漫画の新刊を読み、さて次は何読もうかなと、思った矢先に視界に飛び込んできたのが『桜通信』でありました。
"遊人"という、まあ平たく言えばエロ漫画家さん(笑)による、1995~2000年ヤングサンデーにて連載された作品です。
この方の絵ですが、キレイめな部類の絵ヅラに入ると思うんですけど、キレイ云々という以前に女の子の絵ヅラがかなりツボを突いてます。
ま、早い話「萌え」です。(非常にオタク的な響きがして是非使いたくない表現でありますが:笑)
少年ジャンプで育ってきた私としては、「萌え」の要素を最も感じさせる絵と言えば桂正和氏に尽きると思っております。が、遊人氏の場合、青年誌というフィールドもあり、萌えてるどころじゃなく、完全にエロです。エロマンガ島です(←言いたかっただけ)。
この漫画は、それはもう随分昔のことですが、一巻だけ読んだんです。(当時は随分ドキドキしながら読んだもんでしたが・・・:笑)
「結末がどうなったか分からない漫画」というのは割と多いですが、久々にこのタイトルが目に入って、そういやこれどういう展開で終わったのかな~と。
・・・全20巻。意外とやってたんですね。
読みました。
エロ漫画だと思ってましたが、・・・いや実際十二分にエロを意識した漫画ですが、ストーリーはかなり重かったです。
結論から言いますと、実は感動モノだったりします。(笑)
「大学受験における予備校生のラブコメもの」みたいな認識だったんですけど、だんだんコメディーが笑えないくらい重たいストーリーになってくんのね。
皆さんもきっとそうだと思いますが、私にとって高校・大学受験はホント辛い思い出でして。物語中では主人公がほんと様々な出来事に巻き込まれてゆくんですけど、「いやいやそんなんなったら受験どころじゃねーでしょ!」と突っ込みたくなる不運。
一度読んでみてください・・・とは言えないですね。まー基本的な描写のラインがね、その、何ですか、完全に男子向けっちゅうことです。
全編通して「そのパンチラは必要か?」と思わざるをえない。見せてしまえホトトギス。(爆)