新日本プロレス東京ドーム大会を観に行く場合
2007年 01月 05日
昨年に引き続いての1月4日新日本プロレス東京ドーム大会です。
昨年の1月4日で新日本プロレスが東京ドーム撤退という噂もあっただけに、また今年こうして開催されたのは素晴らしいことです。
何より、上の写真のように、新日本プロレスのライオンマークと全日本プロレスの日本地図マークが並んでいる図というのは、ほんの数年前なら夢の出来事。それが、こうして眼前で現実に起こっているのですから、本当に素晴らしいことです。
今大会は新日主催ですが、全日の前面協力によって三冠戦とIWGP選手権すらおこなわれるという豪華絢爛なもの。メインは武藤・蝶野×天山・小島という、現在のプロレスの図式ではドリームマッチと呼ぶにふさわしいものです。
一試合一試合振り返りたいところですが大変なので、ほんと要所だけつまみますが。
印象に残ったのはメインのタッグマッチは勿論ですが、中邑×川田のシングルもよかったし、鈴木×永田の三冠戦でのキラー永田っぷりは最高でしたし、あとはブードゥーマーダーズの諏訪魔。あの選手はデビュー当時から目をつけていただけあって、強烈な選手に成長していました。素晴らしいです。全日が見られる環境にあるならば是非ひいきにしたい選手であります。
メイン、なんだかんだ三銃士ということで故橋本真也をもってきてしまったわけですが、そういえば、三銃士興行や橋本追悼大会がポシャッてしまったことを考えると、今それがようやく実現されたということなんだなぁと思って、ますます感慨深くなるわけです。
それにひきかえ、セミファイナルの棚橋×太陽ケアの盛り上がらなさっぷりといったら・・・実に不安であります。このエースたちは各団体を引っ張ってゆく使命があるわけで、もっと説得力のあるレスリングを期待したいところです。どちらも素質は十二分にもっていると思いますので。
まあいろいろありますが、今大会は本当に素晴らしかった!各試合の内容が非常に充実していました。TVもチェックしましたけど、かなり編集されてましたね。会場に行って本当によかったと思います。
不安なのは、これが新日のみの興行だったら果たしてどれだけのクオリティのものができるのか、と。いっそ全日と新日でこれからもいろいろ絡んでもらいたいところです。そのくらいやらないと、ホントNOAHの一人歩きになってしまいそうですから・・・。