The Allman Brothers Band 『The Allman Brothers Band at Fillmore East』(1971)
2006年 09月 23日
オールマンといえばこのアルバム、というくらいの一枚。
サザン・ロックという定義がいまいちよく分かってないのでなんですが、このライブアルバムを聴く限り、オールマン・ブラザーズとはブルースなんじゃないか、とか思わされます。
このライブはもうブルース・セッションみたいなノリで、とにかくインプロゼーション爆発です。しかし、10分でも20分でもやってやろうじゃないかという気概がありつつも、キメがあって。ツインドラム、ツインギターがバシッとキまるのがなんともかっこいいのであります。
デュアン・オールマンとディッキー・ベッツからなるギターが素晴らしいです。聴き所満載であります。#1,2のスライドは勿論、#3のブルースのお手本的プレイ、#4のリフ、#5のツインギターのハモリ、#6の冒頭ヴォリューム奏法、#7の畳み掛けるような長尺ソロと、とにかくこのアルバム流しっぱなしにしてギター合わせとけばいいんじゃないかみたいな。
これは、7曲しか入ってないと思ってなめてかかると、痛い目をみますね(笑)。疲れているときに聴いたら多分寝ます(特に後半(笑))ので、聴くときは、オーディオの前に相対して心して聴くべきです。
こういうライブとかセッションとかできたら最高なんだろうな~て思います。
なんかレビューにならないですな・・・。(苦笑)