ロック音楽とギターよもやまを語る山


by rollin_fujiyama
 松山ケンイチ主演の実写のほうです。

 いやはや、今更。(笑)

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by rollin_fujiyama | 2009-04-18 00:38 | 徒然山
 ローリング・ストーンズのライブをマーティン・スコセッシが録った映画(というかライブドキュメント?)『ザ ローリング・ストーンズ シャイン ア ライト』を観てきました。


 この映画、レコード店やコンサート会場等でかなり宣伝されていて知ってはいたのですが、果たして映画館に見に行くかとなると足が向かなかったのでした。
 なぜかと言うと、こういう音楽ドキュメンタリーモノは過去DVDで何本か見ているんですが、どうしても寝てしまうからです(苦笑)。ライブDVDとか見ると、なんか寝ちゃうんだよな。

 さすがに映画館で、ストーンズファンのひしめく中で寝たらまずいんじゃないかという・・・。


 と思ってたんですが、大学の後輩からお誘いがあって、せっかくだから見に行こうかなと。

 で、後輩(♂)と六本木ヒルズの映画館に行きました。
 何気に初六本木ヒルズなんですが、何故に後輩と・・・不覚です(爆)。
 何故六本木ヒルズかといいますと、この映画を上映している映画館が非常に少ないからですね。


 はじめは寝ないように・・・なんて思っていたんですが、いやはや、全くそんな心配はありませんでした。
 公式サイト「この臨場感は映画館でしか味わえない」とありますが、ホントこれは映画館で見るべきですね。

 この映画で録ったライブは、ニューヨークはビーコン・シアターという2800人程度の会場でのライブでして、会場のいろんな場所からカメラを回しているのです。
 で、客席視線の映像も多いんですが、この客席視線のときなんか、サラウンドスピーカーによって客の歓声が後ろや横から聞こえてくるので、実際にライブを観ているかのような感覚が味わえるのです。

 ただのライブ映像ではなくあくまで映画だなと思わせるのは、映像の視点を音が追いかける点。例えばキース・リチャーズのギターは普段はR側から聞こえているんですが、キースが大写しの映像のときは、ギターがセンターに定位してガッツリ聞こえるといった具合。ミックに画面が移ると、またミックスが戻るという感じです。
 かなり極端なミックスなので、気になるといえば気になるんですが、これはこれで分かりやすいし面白いと思いました。


 ゲストでジャック・ホワイトやバディ・ガイ、クリスティーナ・アギレラも出てきます。三人とも素晴らしいですが、個人的には、バディがいいです。


 まー、あれだけ各自がフリーダムに楽器をかき鳴らし、歌っているのに成り立ってしまうのは、本当ストーンズの不思議と言うか、奇跡と言うかですね。すごいです。
 各自、還暦を過ぎたとは思えないステージアクション。特にミックのそれは凄いものがあります。ひとつひとつの意味がなんだかよく分からない、そして真似できない(というよりしたくない:笑)アクションなんですが、とにかく、あれは相当な運動量だと思います。相当トレーニングしてるんじゃないでしょうか。


 ともかく、ストーンズファンなら是非!

 で、映画館にはカップルいましたけど、
 彼女と見に行く映画じゃないだろうに(笑)。
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by rollin_fujiyama | 2009-01-07 02:14 | 徒然山

『パプリカ』を見る場合

 アニメ『パプリカ』のDVDを見ました。


 いやはや、面白かったです。

 こうしてアニメと書くと、文字面がなんだか子供向けを想起させる不思議。
 完全大人向けです(と書くと、今度はR指定を想起させてしまう不思議:笑)。
 原作:筒井康隆ですからストーリーは重厚ですよ。

 ストーリーもさることながら(実際原作にはそれほど忠実ではないらしいですけど:笑)、何と言っても見どころはですね。

 いまどきのアニメって、アニメーションがホント滑らかで、かつそれが当たり前になってきている感があります。要するに動きというレベルですごく高くなったと思うんですが、『パプリカ』はとにかく、アニメでしかできないであろう絵の面白さというものを表現しているんじゃないかと思います。色彩感に溢れていて、絵がカタカナで「キレイ」ではなく漢字で「綺麗」みたいな。うあぁ、いっぺん見てください。

 尺も90分とコンパクトな割には、かなり充実感がありました。


 声優もホントに笑っちゃうくらい一流揃いです。

 とにかくまず笑ってしまうのは、超デブデブな科学者に古谷徹(笑)。言わずとしれたガンダムのアムロ・レイの声優さんですが、この作品でにおいて声はまんまアムロ声なのですが、デブデブなのがなんともおかしい。ガンダム00でもリボンズという役をやってますが、こっちになるとますますギャップがあっておかしいです。

 他のメインキャラクターで、なんかものすごく聞いたことがあるけど誰だっけと思ってたら、それは『カウボーイ・ビバップ』のフェイとスパイクの声で、つまりそれは林原めぐみ山寺宏一。林原めぐみはまーベテラン中のベテランですけど、演技(?)がホント神がかってる感じがします。ぞっとしますね(笑)。

 何気に江守徹もいまして、これだけ声優さん揃うだけで、個人的には思い入れがだいぶ変わってきますね(笑)。


 謎解きな物語なんですが、ストーリーの難しいことはあんまり考えず絵を楽しむ、というのもありかもしれません。
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by rollin_fujiyama | 2008-12-18 01:32 | 徒然山
 このブログに珍しく、再び映画です。自分の中でも珍しい行動パターン。

 しかも、なんでまた『ハッピーフライト』なのか。(笑)


 映画を見に行った動機というのがそもそも
「一昨日使いそびれた1000円のチケットを使わないとどうも気が済まなかったから」
という時点で間違ってますが…まあ期限が今日だったんで。

 で、浦和パルコに入ってるユナイテッドシネマというところなんですが、座席が広いし空いてるし(それは微妙ではありますが…)で快適だったので、せっかくだから何か見ようと思って再び行ってみたわけです。

 はて、何見ようって上映作品一覧を見て、なんとなくで選びましたのがこの映画でした。
 他には『容疑者Xの献身』とか『イーグルアイ』とか『ハンサムスーツ』(笑)とかあったんですが、CMでぱっと見で普通に面白いと思ったので。


 相変わらず映画の監督のことを何も知らずに観ましたが、監督の矢口史靖さんは『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の監督ということですね。納得。

 キャストは田辺誠一を軸として綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、時任三郎、寺島しのぶ等々。
 プロモート的にはやはり、最近テレビつけたら一日何回見るか分からないくらいいろんなCMに出てくる綾瀬はるかを前面に出してますね。
 ちなみに、一年ほど前にやってた綾瀬はるか主演「ホタルノヒカリ」という連ドラの中で、浦和パルコのシネコンが、綾瀬はるか演じるインテリア事業部社員の企画したシネコンという設定で、ロケで使われてたんですよね。

 そんななので、一人4番スクリーンに向かう私は、もしや周囲には熱心な綾瀬はるかファンに見られていた可能性が否定できません(笑)。
 そう、見終わって思いましたが、あんまり一人で観にいく映画じゃねーだろこれ(爆)。


 この映画に関しては、特にネタバレの恐れもないと思いますので特に注意書きしませんけど。

 こういう、ひとつの職業の裏側をリアルに描き出すドラマ・映画というのはひとつの手法というか、ジャンルとして確立しているのかなーと思ったんですが、この映画は、空港と飛行機に関わる働く人たちの物語ですね。
 個人的に、CAつまりキャビン・アテンダント(現在はスチュワーデス・スッチーさんとは言わないらしい)って、傍から見てなんか不思議な存在であり職業だな~と思ったり、さらにジャンボ機の機長なんて言ったらほとんど謎に包まれている存在だと思っていたんですが、そんな裏側をリアルに描き出して(るんだと思い)ます。


 キャストが本当適材適所て感じですね。

 田辺誠一は個人的に割と好きなんですが、その横で、久し振りに見る時任三郎が妙によかったです。

 で、綾瀬はるかもまあいいんですが、吹石一恵のキャビン・アテンダントのハマリ具合は尋常じゃない気が(笑)。
 なんで綾瀬はるかってこんなアホみたいな子の役ばっかしなんでしょうか。そういえば、女版座頭一の映画もやってるみたいですけど、やっぱりこういうキャラのほうが合うんでしょうねきっと。

 田畑智子ってなんか異常に存在感がありますよね。連ドラ「救命救急24時」のときも、その脇役っぷりが素晴らしかったですが。救命救急といえば、小日向文世もちょっとだけ出てきますけど。

 岸辺一徳と寺島しのぶは、もう、言うことないですよね。さすがですよね(笑)。

 キャストの安心感に尽きる気がします。


 ええと、普通に面白かったです。
 が、ぶっちゃけDVDレンタルでもよかったかな。(爆)
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by rollin_fujiyama | 2008-11-17 02:42 | 徒然山
 久し振りに映画館で映画を観ました。


 普段はほとんど映画館に足を運ばない私が何故なのかと言いますと。

 近所のパルコで買い物をしたところ、オープン一周年ということで、上の階にある映画館(というかシネコンと言ったほうが適当ですね)1000円チケットなるものをもらったので、せっかくだから一度くらいは行ってみようかなと。
 かつ、たまたまNHKで見た「その時歴史は動いた」という番組で三国志を扱っていた回を見て、妙に『レッドクリフ』押しみたいなことになってて、見たくなったのと。
※ちなみに『レッドクリフ』てテレビ朝日開局50周年記念作品でもあるんですが、NHKで押して問題ないんでしょうかね

 で、映画館に行って1000円のチケット出したら、たまたまその日が埼玉県の県民の日で、一律1000円でした…。(笑)


 正直、三国志はそれほど詳しくないです。
 ファミコンの「三国志」(しかもナムコの)ではじめて知って、人形劇三国志は微妙に見て、あとは有名な横山光輝の漫画…なんですが、最後まで読みきってない気がするんですよね。劉備が死ぬくらいまでいったとは思うんですが。


 説明するまでもない気がしますが、『レッドクリフ』はそのまんま「赤壁」ということで、赤壁の戦いを描いています。二部構成で、今回一部は同盟軍と曹操軍の最初の戦いまでを描いております。
 中心に描かれているのは呉の総司令官に任命された周瑜で、その次に孔明という具合です。

 監督はジョン・ウーさん。
 非常に有名な監督だそうですが、私よく知りません。(爆)アクション映画を得意とし、「バイオレンスの詩人」と呼ばれているとか。(ウィキペディアより)なんじゃそりゃ。
 まあ基本的に、この映画もアクション映画ですね、ええ。なんだかんだ、その部分が印象に残りましたもんね。

 ともあれ、面白かったです。
 まだご覧になっていない方は、是非見てください。登場人物はそれなりに多いですが、三国志を知らない方でも、親切に人物の名前が字幕で二回づつくらい出てきますので大丈夫だと思います。


注:以下ネタバレです

 ひとつすごく気になったのは、三国志をよく知っている方にとっては、いちいち出てくる人物の名前がくどくて邪魔だと思われるかもしれないですね。


 それはともかくとして、まあ突っ込みどころは満載ですよね。
 戦闘シーンにおいては、むしろ突っ込み待ちだろっていう(笑)。

 猛将の方々、そんなに一人だけで戦わなくてもいいんじゃないすかねっていう。
 本気で光栄のゲーム「三国無双」の実写になってますから…。

 周瑜はそんな戦っちゃっていいんですかね…いや駄目だろていう。


 個人的にハイライトとして挙げたいのは、周瑜が孔明と琴でセッションをするシーン。
 会ってはじめての宴席で、琴を弾く周瑜が、孔明にも琴を弾いてほしいと言います。
 ていうかもう琴を孔明の前に持ってきてますやん!ていう状況に(笑)。
 いわば、ムチャ振りです。
 はじめて会うヒトに、ものすごい高いハードルを設定してます。

 で、孔明は「音楽はたしなむ程度で…」とか言うんですが、
物凄いプレイをし始める(爆笑)。
 しかも金城なので、イケメン(笑)。
 終いには琴でガツガツカッティングしてます(笑)。

 そしてこのセッションで、周瑜の「呉は戦いを選ぶ」という意思を解釈した孔明。

 やりすぎです。


 絶世の美女とされる小喬ですが、林志玲(リン・チーリン)がこれ綺麗ですね。

 でもって、妹キャラ(というか実際妹だけど)の孫尚香の趙薇(ヴィッキー・チャオ)がまたかわいいけど若干菅野美穂っぽいは気のせいか。
 ところで、このヒトって『少林サッカー』に出てたヒトなんですねぇ。どんなヒトが出てたかすっかり忘れてしまってましたが。

 あとは、なんか周りに比べて老けすぎな劉備とか、異常なほど強くて怖い兄貴の関羽とか、パワーキャラの割に意外にも達筆な張飛とか(キャラ的に字は下手っぴじゃないでしょうか)、ガッツあふれすぎな趙雲とか、妙に凛々しくてかっこよい孫権とか、完璧に悪役な曹操とか。

 こうして見ると、三国志の登場人物はあらゆるキャラクターを網羅しており(ていうか無理やりそうさせたのか:笑)、視聴者のあらゆるニーズに応えられているのではないかと。
 まあでもやっぱりかっこいいのは金城武な気がしますけど(笑)。あと、トニー・レオンが何故か細い船木正勝に見えてしょうがなかったんですが。
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by rollin_fujiyama | 2008-11-16 03:52 | 徒然山
 ぼやっとテレビつけたらやってたんですが、
 長澤まさみ×麻生久美子て。

 すまん、
 キャストだけでやられた(爆)。


 この映画、長澤まさみがブレイクしてすぐくらいの上映だったと思うんですが、さすがに素で映画館観に行くまででもないし、DVD借りるのもな~くらいに思って結局見てなかったんですけど。
 脚本が呆れるくらい大味で、逆に新鮮ってどういうことでしょうか(笑)。


 いや、妻夫木もわりかし好きなんですけど(爆)。


 ていうか、

あと一時間で俺の20代が終焉するんですが、


 こんな終わり方で
  よかったんでしょうか。
(爆)
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by rollin_fujiyama | 2008-10-05 23:05 | 徒然山

『魁!!男塾』を見る場合

 いや~、見てしまいましたよ、実写版「魁!!男塾」。(爆笑)


 ジャンプの歴代の漫画でも一、二を争う破天荒作品の、まさかの実写化。

 なんだかんだいってかなり期待して観ましたが(笑)。


 よかったですよ、ええ。
 原作が「魁!!男塾」だからこその、B級な空気がたまらないですよ。(笑)

 なんでも、そもそもこの映画のはじまりは、
坂口拓がアメリカのスポンサーから監督として日本で映画を作らないかともちかけられ、「『魁!!男塾』を作りたい」って言ったらスポンサーが下りてしまってでも自分の監督デビュー作は男塾と決めていたので、しょうがないので集英社に直談判して作った・・・んだそうな。
 すごいぞ坂口拓。


 実写版といえば、まずはキャストの話ですが。
 実際の仕上がり具合は上記公式サイトで確認してください(笑)。

 まずは、男塾卒業後東大からハーバードに留学し、内閣総理大臣になる(爆笑)剣桃太郎に、坂口拓
 いいんじゃないでしょうか。桃はもっと声渋くあって欲しい気はしますが、いや、いいですよ~。ぽいです。
 ただ、桃はそんな軽いジャブは打たない気がするぞ(笑)。


 次。富樫源次に、照英
 もう一回。富樫源次に、照英。

 完璧です(爆笑)。完コピです。最高です。
 正直、
個人的にこれだけでもおなかいっぱいです。(笑)
 油風呂です。生卵を中ジョッキで飲んでます。
 照英の富樫を見るだけでも、この映画を見る価値は充分あります。


 次。虎丸龍次に、山田親太朗
 イケメン(笑)。虎丸は富樫と並んで小汚いイメージなんですが、笑っちゃうくらいイケメン。ちなみに、山田優の実弟らしいです。
 ただ、最大の見せ場は、冒頭で矢沢心の車に撥ねられるシーン(爆)。


 塾長江田島平八には、麿赤兒

 坂口監督曰く、顔は似てないけど雰囲気は完全に塾長だったとのこと。まあまあ、確かに原作の塾長はもっとムキムキで穏やかな表情な感じなんですが、実際そんな役者はいないので、いいんじゃないでしょうか。
 ここでストロング金剛さんとかプロレスラー系の方をもってこられても、キツイっちゃキツイので(笑)。


 原作でも屈指の人気キャラである伊達臣人と赤石剛次には、榊英雄田中哲司
 ちょっと微妙。赤石は特に微妙(笑)。個人的に赤石好きだっただけに、微妙。


 そして、この映画の重要な役どころである秀麻呂なんですが、尾上寛之
 あれ、これは、今岡か~!(実写版『Rookies』ね)
 しかも、これが照英の次にハマってるんですよ。原作でも秀麻呂は「ヘタレが男を見せる」的に割とクローズアップされて書かれているキャラで、映画ではそれがより際立って描かれてるんですが、これが、かなりよかった。演技もよくて、今岡よりハマってましたよこれ。

 で、何故か秀麻呂のお母さんがオセロ中島知子。なんか、コントっぽい。(笑)

 田沢、松尾もコピー度高くていいです。


 そして、
何故か案内人の風海というチョイ役にフライングキッズの浜崎貴司(笑)。←初代グランドイカ天キング
 ♪しあ~わ~せ~で~あるように~



 という具合に、配役はかなりツボを突いていると思います。実写版のクロ高並みにいい感じです。


 で、肝心の内容なんですが、原作の驚邏大四凶殺を中心に、非常によくまとめ上げられていると思います。男塾のあり得ない加減をどこまで実写化できるか?が最大のテーマなだけに、すごく効率よく再現できてますね。
 原作ではかなり活躍するJと雷電がカットされて驚邏大三凶殺になっちゃってます。

 ノーCGです。アクションは、まあひどいです(笑)。
 ビューて血が出すぎ(苦笑)。
 そもそも、
桃が伊達にドラゴンスクリューするのはどうかと思う。


 それにしても、民明書房館のナレーションに、アニメ「北斗の拳」のハイテンションナレーションでおなじみ千葉繁を持ってきたのはやられました。


 原作好きなヒトは、是非見るべし(笑)。
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by rollin_fujiyama | 2008-06-01 00:27 | 徒然山

『大日本人』を見る場合

f0053545_2491251.jpg 松本人志の初映画『大日本人』を見ました。

 先日『監督・バンザイ!』の記事でも予告した通り、結構期待して見ました。

 …いや、「期待して」というのは言葉だけかもしれませんで、この映画を見たヒトに感想を聞くと、総じて「あんまり~…」という声が返ってくるので、実際のところは「あんまりなのかな~」と若干期待せずといった感じでしょうか(笑)。

 まあ実際、たけし作品の例から想像するに、どうも松っちゃんが作る映画となると、二時間のコントなんじゃないかと想像したんです。往年の「ごっつええ感じ」でやっていたコントの二時間版みたいな。映画とは言え、決して松本人志監督ではなく、松っちゃんに過ぎない(というのもなんですが)感じ。
 少なくとも、よくある映画のように、ひとつのテーマを語るための二時間みたいなことはしないだろう、とは思っておりました。


※ここからネタバレです



 見終わって、結論から言うと、まあ「あんまり~」って感じですかねぇ…(苦笑)。

 オチがよくなかった。全然よくなかった。

 「二時間のコントなんじゃないか」という予想はばっちり的中してしまったんですが、これだけ構想がよくできているんだから、コントで終わらせなければよかったのに…と思ったんです。
 物語はすごくいいですよね。前半から中盤までは「これは面白い!」と思ってたんですが、あの最後ので一気にぶち壊された気がしました。テーマ性すら持っていた話が、一気に普通のコントの域に成り下がった感じがしました。勿体無いと思いました。

 深読みすれば、それが松本人志監督の狙いだったのかも分かりませんけど。
 あの展開から、終盤、感動モノに落とすこともできるでしょう。四代目との思い出辺りを使えばいくらでもそう落とすことができたと思います。ただ、それでは凡百のフツーの映画と変わりないと思ったのかどうなのか。
 さすがに、あの最後のネタをやりたいがためにこの映画を撮ったとは思えないので…(笑)。


 前半~中盤で、何気なく「日本人の平和ボケ加減」とか、「世間の視聴率主義」といったところを鋭く盛り込んでいる辺りに、さすがだな~と思ったんです。笑わせるところも、たけしのみたいに無理して笑わずに済む(という言い方もなんですけど…)辺り、素直に面白いと思ったんですけどね。

 そうそう、あの予告編やスポットCMで流れていた「大日本人だよっ!」ていうセリフ、まさか飲み屋を出て行くときの「マメですねぇ」ていう言葉に対する捨て台詞だとはおもわなんだ(笑)。

 あとは、見る前から設定をちょっと知ってしまっていたので、若干最初の展開を楽しめなかったのが残念でした。何も知らないであの冒頭だったら、かなりインパクトがあると思います。


 私は面白かったと思うんですが、これを映画館で見たら、どうだろうな~…(苦笑)。
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by rollin_fujiyama | 2008-04-09 03:17 | 徒然山
f0053545_1552753.jpg 北野武監督の13作目となる映画『監督・ばんざい!』を見ました。


 レンタルビデオ店にて、公開日も一緒だった松本人志の『大日本人』とどっちを借りるか迷ったんですが、こちらを選びました。

 わたしは小さい頃から割とたけし好きだった自負がありまして、「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」よりも「俺たちひょうきん族」を見ていた子供でした。
 ひどく懐かしい話に入りますが(笑)、カトケンが一世を風靡していた頃はみんなカトケンを見ていたものでしたが、わたしはたけしみたさにひょうきん族を見てた記憶があります。ごきげんテレビに視聴率を奪われた末期のひょうきん族は、マンネリが過ぎて全然面白くなかったものですが、それでもたけしを見れば喜んでいたものです。子供心に、タケちゃんマンの敵役である明石家さんまが嫌いでした(笑)。あと、当時は何故か島田紳助が妙に嫌いでしたが・・・なんででしょうか。

 『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』も随分見たものでした。この頃がたけしの最盛期だったんじゃないかと思います。と言いつつ、後年は『ダウンタウンのごっつええ感じ』に鞍替えしましたが・・・

 ・・・という話の流れから言ったら『大日本人』をチョイスすべきなんですが(笑)、それでも『監督・ばんざい!』を選んでしまうのは、やっぱり私の奥底にたけしが刷り込まれてるからなんじゃないかと思います。


 さて、たけしのお笑い路線の映画というと『みんな~やってるか!』を思い出すんですが、それは同時に、あまり期待しないほうがいいんじゃないか?というトラウマすら引き起こさせます(そのくらい『みんな~・・・』はしょ~もない(ある意味すごい)映画だったと記憶してます)。

 率直な感想としては、この映画は、たけし好きじゃないと結構キツイと思います(苦笑)。
 もし映画館で見たら「あ~面白かったねぇ~」って、爽快な気持ちで映画館を出る感じにはならない作品なんじゃないかと。


 映画作りに悩む監督自身を映画にする、という斬新な視点。
 よく考えてみれば、これで映画を成り立たせられる監督というのは北野武(同時にビートたけし)くらいしかいないんじゃないかと気づきました。世界の北野だから成り立つテーマ。

 とはいえ、実際の内容はというと、これでもかというくらいのたけし風味のお笑い・・・。この辺を付き合っていけるヒトはいいんですが、たけし好きじゃない方にとっては、たけし風味に2時間付き合わされることにつらくなるかも分かりません(笑)。


 まあ確かに、原チャリ事故後のたけしは明らかに衰えてしまってます。この辺は本人も自覚しているそうなんですが。
 特に突っ込みのテンポがなくなってしまった。たけしの凄みはそのテンポのよさと勢いにあったと思うので、それがないとかなり笑えなくなってしまうという。全盛期と比べても、言っていることやっていることはそれほど変わってないと思うんですが、あの切れすぎる切れ味がなくなってしまった。
 たけしのネタや発想自体も、随分多様化したお笑いの中では使い古されてしまった感もあるでしょうね。その最たる例はドリフ・カトケンですけど。もはや志村けんの一連のコントにいたっては古典芸能的であります(笑)。


 なんか映画評というよりたけし評になりつつありますが。

 キャストは豪華ですよね。内田有紀とか松坂慶子とかがちょい役(にならざるを得ないんですが、映画の構成的に:笑)。
 あ、あと懐かしの蝶天コンビ(蝶野正洋・天山広吉)ね(笑)。たけしのプロレスラー起用はお笑いウルトラクイズなど昔からたくさんありますが、こういう普通の場に出てくるプロレスラーというのがなんとも面白くて、そういうのがたけしは分かってるんでしょうね。

 それにしても、個人的に一番印象的だったキャストは
井出らっきょ

だったあたりが、この映画の問題でもあると思います(笑)。
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by rollin_fujiyama | 2008-03-24 16:54 | 徒然山
 ええ、木曜洋画劇場です。

 この前レンタルビデオ屋行ったとき、どうにも見たい映画がなくて困ったものでして。洋画に全く興味が沸かないんですよ、何故か。そんなこんなでパイレーツオブカリビアンすら見てません。
 ホラーなんてもってのほか、アクションも気乗りせず、サスペンスも勘弁。つまり、見て疲れるようなのが嫌ってことなんですね。
 というわけで、なんかしみじみとした邦画でも見たいなと思ってたところでそんなタイトルをやってたので見てみました。どうでもいいけど、「木曜洋画劇場」なのに洋画じゃねえじゃん。

 この前、このブログで西田敏行の名前を挙げましたが、この映画見ようと思ったのも、多分このヒトにつられたんじゃないかという気がします(笑)。
 そしたら、物語の大半の部分は伊藤美咲にすり替わっちゃうので、あんまし西田敏行は出てこないのね。いや別にいいんですけど(笑)。

 人の中身だけ入れ替わる的な物語は割とよくある展開でして(この前も館ひろしとガッキーが入れ替わるなんてドラマありましたけど)、まあ入れ替わってギャップがあってドタバタみたいな展開なんですけど、単にそれだけではなく、色んな伏線が絡み合ってくる辺りが面白かったです。
 かなりいい話でした。ええ。予想外でした。ちょうどこんな映画が見たかったところ。


 それにしても、昨今の映画・ドラマの不幸な子役は全部あの子だな、
 須賀健太。
 名前でピンとこなくても、顔を見ればあ~この子ねって分かると思われます。→公式HP
 なんか不幸そうだもんね。だけどけなげに生きてますみたいな・・・(笑)。
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by rollin_fujiyama | 2007-11-09 03:35 | 徒然山