小橋建太復帰戦な場合
2007年 12月 06日
12月2日NOAH、高山と組んで三沢・秋山と対戦。試合の模様はNOAH中継1時間SPとして、小橋の復帰までの道のりのドキュメントとともに放送されました。
がんの発見された片方の腎臓を全摘出したため、摂取したタンパク質による老廃物を処理する能力が落ちるとのこと。早い話が、プロレスするには厳しいカラダになってしまったわけです。それでも、とにかく再びリングにあがることだけを考えている小橋。
通常なら豪華なマッチメイクで済むカード。ですが、そんな状況を知ってしまったうえでは普通に見てられないです。
どうしても、動きにキレがない小橋。それでも、一連の技(ムーンサルトプレスまで!)を出しました。バーニングハンマーまで出そうかというところで、最後は社長の雪崩式エメラルドフロウジョン(容赦ない・・・:苦笑)でスリーカウント。三沢のテーマ「スパルタンX」にのって、大小橋コールが起こっていたのはちょっと感動してしまいました。
百田さんが「遠慮しては失礼です」とは言ってましたけど、いや、ホント見てて痛々しくて。
パートナーがまた高山ですからね。高山もまた脳梗塞から復帰しましたが、全盛期の動きには及ばない感じです。対する社長・秋山も、それなりにエグイ攻撃を見せてはいましたが、やりにくかったことでしょう。
今後小橋がどういう位置で戦っていくのかが気になるところです。
間違っても、ジャンボ鶴田の二の舞のような結果にはならないように願うばかりです。