THE BLUE HEARTS 『THE BLUE HEARTS』 (1987/05/21)
2006年 01月 26日
ザ・ブルーハーツの1st。
何千回、何万回聴いたか分からないです。日本のロック史に残る名盤でしょう。あまりに直球な詩と、あまりに直球な演奏。シンプルだから、余計に突き刺さるものがあります。
「生きてる事が大好きで 意味もなくコーフンしてる 一度に全てをのぞんで マッハ50で駆け抜ける」(真島)
「僕らは泣くために 生まれたわけじゃないよ 僕らは負けるために 生まれてきたわけじゃないよ」(真島)
「戦闘機が買えるぐらいの はした金ならいらない」(甲本)
「ああ やさしいから好きなんだ 僕 パンクロックが好きだ」(甲本)
「誰の事も恨んじゃいないよ ただ大人たちにほめられるようなバカにはなりたくない」(甲本)
「いらないものが多すぎる」(真島)
「僕が今見ているのが世界の片隅なのか いくら探したって そんな所はない」(甲本)
「もう抱きしめて 二度と離しはしない たとえ地球が砕けても 金がなくても」(真島)
「ドブネズミみたいに美しくなりたい 写真には写らない美しさがあるから」(甲本)
なんだろう、なんとなくそう思ってはいるけど、言葉にはならなかったりする思いとか、気持ちとかをそっくりそのままロックにしたというか。なんか、はじめて聴いたとき、子供ながら、えぐりとられるような感じでした。
改めて聴くと、ますますその言葉の意味が響いてグッときます。すごい。