逆回転でトリップな場合
2007年 02月 17日
いつも(=バンド音源)は録音機器の中でほぼ仕上げてしまうのですが、今回は2ミックス音源を音質補正・編集するということで、PCの波形編集ソフトを使ってみました。
いつもはマスタリング程度にしか使わないので、エフェクト類をろくに使ったことがありませんで。「豊富なプラグインエフェクト」は波形編集ソフトの大きなメリット。これを機に、使い方を学ぼうと思った次第です。
今回編集する数曲の内、一曲は思いっきり編集してしまおうという趣旨で作業しました。波形を切って貼ってみたいな。
こういう「切って貼ってな編集」は、断然波形編集ソフトが向いてますね。大きな画面で作業できるのもありますが、何より処理速度が速い。MTRはこういう処理が非常にのんびりなのです。
とりあえず、片っ端からエフェクトを試していきます。リバーブ・ディレイ辺りなら使った結果はおおよそ予測できますが、ディストーションなんかかけちゃって「ブオー、ドガン」鳴ってびっくりしてみたり、と、およそプロの音響にあるまじき体たらく(汗)。
そんな中で、気に入ったのが「逆回転」。
この21世紀に、今更逆回転(笑)。
逆回転で思いつくのは、ジミヘンの「アーユーエクスペリエンスド?」か、ビートルズの「アイムオンリースリーピング」。前者のイントロはドラムのグルーブを逆回転させて「っヴぁッッヴァっ」(文字で表現して伝わるのかどうか)と鳴らしたり、後者はギターソロを逆回転させ「みゅわ~ん」と鳴らす感じ。アタックが逆になるので、不思議な感じが醸し出されるわけですね。
気持ちいいのでガンガン逆にしてたら、結果、
曲の三分の一くらいが逆回しになってしまった(爆)。
もしかしたら、今度のバンド音源で使うかもしれません。
って、こういうのを「馬鹿の一つ覚え」という(苦笑)。