ロック音楽とギターよもやまを語る山


by rollin_fujiyama

ザ・バンドを聴く場合

f0053545_2253776.jpg ここ数日、ザ・バンドをよく聴いています。

 こういう辺りの音楽(過去の洋楽モノ)はNapsterが完全に網羅してくれているので、Napster非常に重宝しますね。ちなみに右ジャケットは1st『Music from Big Pink』。



 急にザ・バンドなんですが。

 ふと映画『ラスト・ワルツ』のロビー・ロバートソンのギターって鬼気迫るものがあったなあと思い出しまして。(説明不要な気がしますが、『ラスト・ワルツ』はザ・バンド最後のライブという名目でマーティン・スコセッシ監督によって撮られたライブドキュメンタリー映画)
 で、一人『ラスト・ワルツ』上映会を催したところから、ザ・バンド再訪の旅が始まりました。

 ・・・いや、"再訪"と言いましたけど、
 ぶっちゃけて私
 ザ・バンドちゃんと聴いてないです。

 すいません。我ながらモグリすぎです。(爆)

 数年前このブログでもアルバム『Northern Lights Southern Cross』(邦題『南十字星』)を取り上げてはいるんですけど、そのときも一曲だけ取り上げる形で本格的に聴き込んではいなかったもので。


 以前も書いたんですが、音楽好きな方と話していて、
  「私は音楽的嗜好はブルース・ロック辺りなんですよ~」と言うと、
  「ああ、泥臭い辺りが好きなのね~」という話になり、その辺りでザ・バンドとかリトル・フィートとかグレイトフル・デッドとか名前が出てくるんですが、私その辺りのバンドをほとんど好んで聴いてなくて、話が終わってしまうことが多いんです(苦笑)。

 ザ・バンドは学生時代にベスト盤を一枚買ったんですが、本当に全くピンとこなくて(笑)。第一印象は「なんだこの落ち着いちゃった感じは・・・」っていう感じでした。ちなみにゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんも、このインタビューで「ザ・バンドは昔からよく分からない」って言ってます(笑)。

 そんな私でも、そのアルバムの中に入っていた"The Weight"はさすがに名曲だと思いました。
 が、もう"Like a Rolling Stone"みたいな感じで。あの曲が好きだから、ボブ・ディランが好きだという話でもないのと一緒な感じです。
 そういやたまたま例えに出したボブ・ディランですが、そもそもザ・バンドはボブ・ディランのバックバンドで"ホークス"という名前だったんでしたっけ。


 大体『ラスト・ワルツ』も全編通して見たことなかったですし・・・。(爆)
 ライブもののDVDて途中で寝ちゃうこと多いんですけど、特にラストワルツは曲と曲の途中に入る会話の辺りでふと逝ってしまうことが多くて。あとはクラプトンが出てくるところとかピンポイントで見たりしてて。

 で、ようやく全編通して見ることができたんですけど、いや~素晴らしいです。今更(笑)。


 ザ・バンドは曲自体の展開が非常にシンプルなので、聴いててやっぱり地味な印象なんですが、とにかく演奏が素晴らしいですね。
 職人集団というか、バンドたるものこういう演奏をしたいものだなというか、だから「ザ・バンド」なんて名乗っているのかなとか(笑)。

 ロビー・ロバートソンのギターはなんというか最高のパフォーマンスですよね。
弾くべきところで必要なだけ弾くというか。
 私なんかはどうしてもゴテゴテ色々弾いてしまうので、演奏することの本質とか意義とかを考えさせられるプレイですよね(苦笑)。


 多分、ザ・バンドのコピーバンドとかやっても地味~な感じになってしまうんだろうな~なんて思って。コピバンイベントとか出たら、ものすごくまったりしてしまうんでしょうね。(笑)
 まあ確かに、この音楽は学生時代じゃ分からなかっただろうなあなんて思います。


 でも究極、演奏する側はこういうのが一番やってて楽しいのかもしれないなあと思ったりします。
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by rollin_fujiyama | 2009-04-16 23:32 | 徒然山