ロック音楽とギターよもやまを語る山


by rollin_fujiyama

'09.1.4レッスルキングダムⅢ IN 東京ドームを観る場合

f0053545_0442472.jpg
 新日本プロレス1.4東京ドーム大会、観て来ました!


 毎年恒例の1.4新日東京ドーム興行。
 一昨年、昨年と「レッスルキングダム」と銘打ちながらも、オールスターと呼ぶには今ひとつという感じでした。しかし、今大会はホントにほぼオールスター的な面子が揃っています。

 残念ながら天山の網膜はく離によりテンコジが欠場となりましたが、それでも見ごたえ充分のカードだと思います。

 とはいえ席は一番安い3000円席、東京ドーム2階です。
f0053545_0513196.jpg
 およそこんな感じです。遠いのは致し方ないのですが、高い位置から見下ろせるので結構観やすかったです。充分です。


 会場に一時間ほど早く入ってしまい、たまたま30分前に、トイレに立ったところでなんとゴングが鳴り第0試合が始まってました。
 第0試合というのはサプライズ的な、開場中の余興的な扱いの試合だったんですが、ここにミラノや稔が出てしまうのはなんとも勿体無い気が。変に試合数が増えてしまうよりは締まっていいのかな、う~む。

 16時本戦のゴング。

 第一試合は一言でいえば「ミスティコ祭り」でした。ミスティコという選手、全く存じ上げておりませんでしたが、メキシコはルチャリブレではえらい人気の選手なんだそうな。

 第二試合はライガー20周年試合。パートナーはNOAHより佐野。相手が金本だったこともありますが、いや、ライガーはいい意味で変わりませんね。いまどきにしてみれば古臭いスタイルかもしれませんが、間違いなく、ジュニアのひとつの完成系だったんじゃないかと思います。

 第三試合ジュニアタッグ。なんとベルト流出!ワールドプロレスリングのオンエアにのらないノーリミットがいまいちよく分からないまま、モーターサイクルうんちゃらの合体攻撃でスリーカウント。裕次郎のパワーはまあいいんですが、まだまだ青い感じですよね。

 第四試合ジュニアシングル。タイガーが妙なスープレックスでベルト奪取。ロウキーは運動量が半端じゃないですね。

 第五試合の日米レジェンド対GBHは、もう予想通りの展開(笑)。最後はアンクルロック、サソリ固め、STF、ケビン・ナッシュ棒立ち(笑)の競演。バーナードがアングルに因縁をつけました。今後があるんでしょうか?

 第六試合は永田と田中。非常にハイスパートな試合でしたが、やっぱりこの試合は間違いないですね。
 中盤田中がかなり攻め込んだものの、キラー永田降臨から最後はバックドロップホールドで永田が快勝。いよいよ大谷とのシングルということになりそうです。それにしても、レッドシューズ海野は切るの下手なんじゃないか説(笑)。

 第七試合は中西と秋山。何気に最も期待していたカードでしたが、何故に中西は粘れないんでしょうか・・・。中盤中西のジャーマンも出ましたが、もうひと山ふた山あってもよさそうなものなのに・・・秋山のエクスプロイダー連発の前に中西散りました。

 第八試合、IWGPタッグはGBHとチーム3Dのハードコアマッチ。どうでもいいですけど、IWGPってルールなんでもいいっていうのおかしくないですか(今更か:笑)。
 ほとんどコントでしたが、3Dがベルトを奪取。今後どうなるんでしょうか。新日で他に3Dとかみあうタッグチームがあるんでしょうか(爆)。

 第九試合セミファイナル、いよいよこのヒトの登場。
f0053545_113461.jpg
 あの、緑色ということだけで判断してください(笑)三沢社長です。スパルタンXが流れたときは、ちょっと鳥肌たちました。
 とはいえ、いや~、この試合はちょっと凹みましたね・・・。新日とNOAHの差が浮き彫りになってしまった試合でした。この試合については特にいろいろ書こうと思いますので後ほど。

 第十試合メインはIWGP。棚橋が獲りました。かなり追い詰められましたが、最後は十分説得力があったと思います。


 改めて、セミファイナルの中邑・後藤×三沢・杉浦の一戦について。

 このブログで、新日の若手三人衆である棚橋・中邑・後藤はヘビー級としては小粒すぎることを何度も書いてきましたが、それが立証されてしまった試合でした。
 この試合で縦横無尽の活躍を見せた杉浦。実際なかなか凄い選手ではありますが、NOAHの中ではGHCヘビー級ベルト戦線に絡んでいない中堅の選手といった感じ・・・。ハッキリいって、中邑も後藤も、明らかにパワー負けしていました。三沢にいたっては、出るまでもないと言った様相で試合は終わってしまいました。

 以前、NOAHのマットで力皇のGHCに棚橋が挑む試合があり、そのときも何か言いようの無い力の差に愕然としたものでしたが、今回はそれ以上の差を感じました。

 新日本プロレス勢、最後の三試合に出場した真壁・矢野・中邑・後藤・棚橋がまさに今売り出し中、同時に核となるヘビー級の選手ということになるわけですが、他団体に比べて、明らかに見劣りします。小粒感が否めないですし、なにより経験が足りません。

 そもそも三沢を迎え撃つに当たって、新日からもせめて同じくらいの経験値を持っている選手が出たかったところ。
 ですが、ここがいないんですね・・・。三沢と同等となると、もう蝶野しかいません。その後となると第三世代。ここも・・・秋山に対する中西はともかく、田中に対する永田はともかく・・・となると、いない。まあそこで三沢に対するとなっても見劣り感がありますが・・・。

 武藤や健介、馳、小島(そして橋本)辺りがいたら、だいぶ様子は違っていたでしょうが・・・。

 一方のNOAHは、昔からほぼ離脱選手がいません。全日本プロレス時代からすれば、川田くらいです。経験のある選手がいて、それらの選手が壁になった結果ようやく今次世代も育ってきた。NOAHは壁が高かったぶん、次世代にとんでもない選手が育ってきた感があります。(杉浦もそのうちの一人と言えるでしょう)

 新日は、選手が離脱しすぎて、壁が低かった。新日の若手主力選手は、いまひとつ抜けきれない第三世代を相手に、簡単にベルトを獲ってしまった。
 そして、今ようやく壁にぶち当たっているという感じがします。全日やNOAHは、常日頃武藤や三沢レベルの選手という壁にぶちあたっているわけで、この経験値の差は大きいと思うんです。

 武藤や健介が新日にいて大きな壁になり続けるのもあったでしょうし、そうでなくても永田、中西、天山がもっと大きな壁になるべきでもあったでしょう。蝶野が十分に戦えないのも不幸だったかもしれません。


 IWGPを取り返した棚橋は、再び中邑を指名した模様です。
 昨年のように、新日本プロレスの選手だけでいろいろ試合を組んで盛り上げることは可能ではありますが、このいかんともしがたいNOAHとの力の差は埋められないのかなと思うとなんともやりきれません。しかも、今後地上波で見られるのがその新日だけとなると、ますます言葉がなくなります。

 本当に、新日本プロレス、頑張っていただきたいです。
[PR]
by rollin_fujiyama | 2009-01-05 02:02 | 格闘山